他人の勧めで自分たちの将来を決めていいのか

2011.10.21

完全な固定金利型で安全なローンは、毎月の返済額が10万円になるから、客の年収からみて、それを勧めてもなかなか買ってもらえそうにない。でも、2年後、3年後には返済額か5割、6割と増える可能性かあるローンなら毎月8万円ですむ。これなら買ってもらえるだろうと、「当社の提携ローンだからこれだけ低くできる」「このローンはいまだけです」などといった甘いことばを囁きながら勧める。客は、ついついその気になってハンコを押してしまうという図式である。

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住宅ローンはいったん借りてしまうと、通常は20年、30年と返済か続く。それも家計や家族の将来に決定的といってもいいほどの影響を与えるものだけに、何よりも自分たちで責任を持って選ぶという姿勢の確立が不可欠だ。それを他人の判断で決めてしまうというのは、自分たちの将来を他人に預けてしまうことにほかならない。自分だけの将来は、あくまでも自分たち自身の判断で決めるという主体性を明確にしておく必要がある。その結果選んだ住宅ローンが、住宅販売会社などの担当者が勧めるローンと同じものであったというのならいいが、そうではなく、担当者が勧めるのを鵜呑みにして、自分たちの判断というフィルターを通さないで決めてしまうのは将来を危うくすることになる。