作り手側のハウスメーカーの意識としては、建物が完成し、引き渡しが完了すれば、仕事は終わったという感じですが、施主にとっては、建物が完成し、入居してからがスタートとなります。営業段階では、外壁はメンテナンスフリーだとか、無垢材のフローリングはメンテナンスが楽だとか、いろいろとよい情報だけが提供されますが、住宅は長い年月そこで生活をしていく中で、季節ごとに外界の変化を絶えず受けていきます。物には、やは
長期修繕計画を立てよう... の続きを読む
鉄筋はベース筋と立ち上がり筋とがありますが、立ち上がり筋の多くはプレ配筋といって、はしご状の鉄筋を工場で製作して現場で連結していきます。この連結する部分に現場で補強筋を抱かせて配筋をするのですが、プレ配筋の割り付け方が悪いと補強筋だらけになる箇所が出てきます。補強筋を含めて4本もの鉄筋が固まってしまう箇所は好ましくありません。鉄筋の配筋検査をするとき、このような箇所が指摘されても「鉄筋が多く入って
配筋の出来不出来... の続きを読む
選んだ相手によっては、かなり多く支払ってもごく普通の家しか手に入れることができないこともあるのです。したがって、それを見極められるかどうかが、賢い施主か否かのチェックポイントになります。借金までしてまさに命懸けで貯めた大切な資金が、もしハウスメーカーの社員の給料や見込み客の経費等にドンドン消えて行くのを知ったら、とてもやり切れない気持ちになるはずです。それに柱の数や太さもより少ない上に細くなっては
家造りに関して細部に至るまで目配り・気配りを... の続きを読む
代表的なものは、窓まわりに発生する口ヒゲ状のもの、ついで共用廊下やバルコニーの手すり壁などの、横に長く連続する部分に発生するもので、コンクリートの乾燥収縮を原因として発生する。もう一つ、コールドジョイントとよばれるひびわれも一般によく見られる。これは山陽新幹線トンネルのコンクリート落下事故でも問題になったが、コンクリートの打設待機中に生じた打継ぎ部に生じるものである。いずれも建物の表面だけではなく
シーリング材がやせるのを防止... の続きを読む
注文住宅を建てるときは「工事請負契約」でした。一方、建売り住宅やマンション、中古住宅などすでに建っている住宅を買う場合には、工事請負ではなく「不動産売買契約」ということになります。何か違うかといえば、前者は「まだ目に見えない形のないモノを買う契約なのに対して、後者は「すでに目の前にあるモノを買う契約(青田売りという完成前のモノを買う場合もあります)」というところです。したがって工事請負では、完成す
買うときは「売買契約書」のここをチェック... の続きを読む
細菌の住宅でも、「光熱費ゼロ」など特定の機能や性能を強調しているケースが少なくありません。平成12年(2000年)4月に施行された住宅品質確保促進法に基づき、同年秋から住宅性能表示制度が導入され、いくつかの性能が数字で表されるようになったことも影響しているのでしょう。もちろん、そうした機能を積極的にアピールしたりしていますが、あくまで住宅全体のバランスを考えた上でのことであることはいうまでもありま
天然素材だけで健康住宅はできない... の続きを読む
少し前に欠陥住宅が話題になりました。床下がカビでグシャグシャだったり、雨漏りしたり、ひどい欠陥をテレビが大きく取り上げていたからです。「なんだコレは?家が傾いているぞ!」床にビー玉を置くとコロコロと転がっていく。これほどまでにヒドイ状態の住宅を見たことがなかった人は、驚愕したものです。しかし、業界にいるとわかるのですが、テレビに出てくるようなヒドイ欠陥を抱えた住宅というのは、ほとんど存在しません(
欠陥住宅は欠陥設計士がつくる... の続きを読む
「新駅が開通するエリアのマイホームはお買い得で、狙い目だ」そんな馬鹿げたロジックをいまだに信じているとしたら、時代遅れもはなはだしいといわざるを得ません。「すべての新駅が立地する商圏に属する商業施設や住宅の賃料は、長期的に必ず上昇する」という現象を証明しなければ、この説明は使えません。ですから、こんな稚拙なロジックは永遠に成立しないのです。素人が言うのは勝手ですが、メディアを使ってそういう説を述べ
既成市街地同士で比較しなければ意味がない... の続きを読む
最近では、トイレの機器についても、ずい分ぜいたくになりました。たとえば、温水が出て洗い、温風が出てかわかすなどというものが、ずい分当り前に使われるようになりました。トイレと言えば、洋式か和式かということになりますか、汚物がはねて汚れるのが和式。しかも、しゃがむのでつかれます。洋式は汚れにくく、老人には腰かけられるのでむいています。せめて、暖房便座と言って、冬には座る所が暖かくなる便器が老人には良い
最近のトイレ機能... の続きを読む
かつての高度成長期の建売ブームから、この界隈も大きな住居は取り壊され、細かな区画割を強いられ、今では30坪程度の敷地に目いっぱいの建物が建てられている。私の現在の住居は120坪の敷地を3区画に割られ、建売住宅で売られていたところで、その2区画分を買って5年ほど住んでから、現在の住居に建て替えた。残念ながら3区画分は買えなかったが、90坪の敷地に55坪の家を建てることができた。最初の40坪を購入した
高度成長期の建売ブーム... の続きを読む